Day3-スタンフォード大学-
周りを見てみると地元の方が昼食として購入されているようです。一緒にポテトチップスを無料で入れてくれました。ニコニコと楽しそうに受け答えをしてくれるのでこちらも嬉しくなります。
ホテルのロビーで無料のコーヒーを手に入れ、部屋に持ち帰って食べてみるとかなりの美味!日本に比べると豪快なパンですが”現地の文化”に触れられたような気がして、笑みがこぼれました。
カリフォルニアの通勤列車”カルトレイン”に乗車する
車内は二階立てになっています。少し不思議な構造で二階席はロフトのようになっており、間には空間が空いています。座席はしっかりとしており前後の広さも十分です。
前後の車両には空間が広いものもあり、自転車をそのまま積めるようです。駅は綺麗で安全ですが、街の中心地からここまでの間に少々危ない地域があります。タクシーで通りましたが、昼間からホームレスがうろうろしており怪しい感じがします。
”徒歩20分前後”と某”歩き方”で推奨していますが、絶対に!危ないと思うので・・・タクシーで移動することをおススメします。実際現地の方も皆さんそうされていました。
料金はとてもシンプルです。何個かの駅毎にゾーンで区切られているので、行く先のゾーンに対応した料金を払うこととなります。自動販売機は分かりやすく、カードで決済出来るので迷うことはありません。
アメリカなのに定刻通り動く鉄道
車窓を楽しんでいる内にパロアルト(Palo Alto)駅に到着しました。なんとタイムテーブル通り!信じられません。アムトラックやニューヨークの地下鉄なんて適当そのものなのに、これは衝撃的です。
勝手な想像ですが、日本の鉄道やその他の鉄道を勉強しているのかも?なんて思ってしまいます。駅の使い勝手や、時間の正確さがそう思わせるのです。やぱり日本でも大人気のシュワ知事のおかげ??
駅前にはロータリーと、A9.comと言うAmazon系列の検索会社、中身の分からないお店?しかありません。やはり車がメインなのか閑散としています。さて地図を見るとスタンフォード大学までは一直線なので間違えそうにありません。バスもあるようなのですが、良く分からないので歩きます。
スタンフォード大学に到着
20分ほど真っ直ぐ進み、どこかの角で左を曲がってさらに進むと”スタンフォード大学ビジターセンター”を発見しました。アメリカの大学の面白いところは、しっかり案内所が完備されていることです。私のような観光客でも学生が親身に対応してくれます。とりあえずマップとおススメの場所を聞きました。
マップを見てあまりに大きかったので日本語で”デケー!!”と独り言をつぶやいてしまい、”W?What????"との返答が。声が大きくてすみません。
徐々に内部が見えてきました。学生より一般の人の方が多いように感じます。ところでスタンフォード大学のあるパロアルトには沢山の企業が存在します。例えば先ほどご紹介しましたA9.comや、Facebook、ヒューレットパッカード(HP)などもあります。
起業オーラただよう大学の構内
でも全部がうまくいくとは限りません。右側に見えるSpotflag.comへアクセスすると既にサイトが存在しません・・・。 広告には”この掲示板の代わりに使ってください!”と書いてあります、皮肉なことにFacebookがその役割を果たしていることは皆さんご存知でしょう。
とにかく中は広くて綺麗です。私はどこかの庭園にでも来てしまったような気すらします。
アメリカの場合は大学にもよるようですが、9月入学や他の入学時期が選べると聞きます。どうやら周囲を歩いているのは新入生と、それを見に来た家族のようです。
少し裏まで行くと大きな駐車場と寮のような建物がありました。周囲に学生城下があるような雰囲気でもないので、住んだ方が何かと便利そうです。Zipcarsはタイムシェアリングのレンタカー。結構色々な所で見かけます。
図書館に入る事も出来る
中は非常に広く、勉強机が沢山あって最高の環境。とにかく所蔵数が多く、日本の図書館なんてお遊びにすら見えてきます。せっかくなので面白そうな本を1時間ほど眺めました。
そのまま書店へ行き”ウォール街の崩壊”みたいな本と”最低この美術品は知っておけ”みたいな本の二冊を購入。列に並んでいる時知らない学生さんと少し交流しました。(別に学生のフリはしていません)
相変わらず教科書は紙の物を買うようでしたが、インターネット関連の書籍は非常に少なかったのが印象的です。つまりネットの事はネットで調べるからいらないと言うことでしょう。今後その他の教科書もデータ化されるかもしれません。
さて駅まで歩いていくと、インドの方に話掛けられました。”スタンフォード大学はどちらですか??”得意げにあっちですよーと教えます。学生は白人が多いのはもちろんですが、中国や韓国系学生を多くみかけます。ついでインドという感じです。今旬の国の人々が勢ぞろいしています。日本人もいるようですが、結局見かけることはありませんでした。
15時頃になったのでそろそろ街へと戻ります。午後の時間帯でも1時間に2本ほど走っているので、使い勝手は悪くありません。車窓を眺めていると雲が動き日差しが見えてきました。これなら景色が見えるかも!と思い、街に戻ったら走って海まで向かうことに決めます。
サンフランシスコで夕日を探す
残念ながらゴールデンゲートブリッジまでは見えませんでしたが、やっと美しい景色が見えて大満足です。
ただ理由も無く一生懸命走るなんていつぶりだったでしょうか。運動不足なのですぐに疲れてしまったのですが、何故だか喜びがこみ上げてきます。何がそうさせたかは分かりませんが、一生懸命になってしまいました。
人生も同じです。もうダメだと力を抜くのは簡単ですが、それでは何も得る物はありません。辛くても頑張るしかありませんね。
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