The Future of Flightの基本情報
・ 開館時間:8:30~17:30
・ 開館日:感謝祭、クリスマス、新年以外は開館
・ 入館料:10ドル(展示のみの場合。工場見学込みの場合は大人16~20ドル)
・ レストラン:入口の脇にカフェあり
・ 備考1:展示は控えめなので、工場見学とセットで見るのが基本。予約がお得。
・ 備考2:車での訪問が基本。シアトルからのオプショナルツアーもある。
・ 備考3:シアトルの南側により大型の航空博物館がある。
⇒【ドライブスポット】ミュージアムオブフライト The Museum of Flight
(※必ず最新情報をご確認ください)
1.概要
2.博物館の展示
全体を見渡すと、エンジンや胴体など旅客機の部品を中心として展示がなされています。
とりわけ大きく展示されているのが、ロールスロイス製のTrent1000エンジンです。ボーイング787で採用されているエンジンで、顧客はGE社製のGEnxかこちらのエンジンを選択します。ANAはロールスロイス、JALはGEを採用しています。
エンジンの脇を眺めているとMADE IN JAPANの文字がありました。やはり日本の関わりも大きいことが分かります。
こちらは炭素複合材の胴体です。以前ANA社の整備場見学で、通常の金属と炭素繊維の塊を持ち比べてみましたが雲泥の差に驚愕しました。一点に力が集中すると強度に懸念が出る場合もあるようですが、概ね”強い”と思って良いのだとか。
こんなビジネスジェットに乗れる人間になりたいものです。でもそんなのは夢のまた夢なのかも・・・・。
さて屋上に上がると工場(付属の飛行場を含む)を眺めることが出来ます。遠くからだと小さく見えますが、格納庫の扉一つでテニス?コートか何かの試合場1面分あるのだそうです。ちなみに手前に移っている写真の女性はドイツの女優さんだと関係者の人が言ってました。
奥にはこれから納品されるのかもしれないANAの787が駐機されていました。他の人より一足先に眺めた!と言う優越感があります。次は日本国内でお会いしましょう笑。
The Museum Flightに比べると展示数が少ないので、大方40分もあれば周ることが出来ます。工場見学の所要時間が1時間半程度なので、合計で2時間あれば十分だと思います。
少々行きにくい場所ではありますが、シアトル市街からの距離は決して遠くはありません。ツアーやレンタカーを使って訪れてみてはいかがでしょうか。特に工場見学については”一生に一度”の経験となることをお約束します。