Day2-坂の街-
昨日運転手氏からもらったマップを見ながら歩くのですが、マップには高低差まで書かれてはいません。故に激しいアップダウンでどんどん体力が奪われていきます。想像以上の急な坂に圧倒されてしまいました。
よくテレビで見るアパート?を見つけました。私だったらこんな場所に車を停めるのは無理かもしれません。大丈夫なのは分かりますが、滑っていくような恐怖を感じます。
残念ながら町全体が厚い雲に覆われています。極寒というほどではありませんが、風は海沿い特有の強いものです。
アルカトラズ刑務所を眺める
港には古い船が停泊しています。いちお国立公園の一部らしく、中は博物館のようになっているようです。ところで私はこの船をどこかで見たことがあります・・・。思い出しました。これはアメリカのTVドラマ”刑事ナッシュ・ブリッジス”で警察署として使われていた場所ではありませんか。急にテンションが回復します。
この日は無料開放日とのことでそのまま中に入ることが出来ました。元々フェリーとして使われていたことを再現するため、内部に古い自動車などが展示されています。
ほとんどの方には分からないと思いますが、ドラマでは取調室として使われていた場所です。まったくセットとしての設備は残っていませんが、同じ場所に立てるとは思ってもいませんでした。喜びに浸ります。
海沿いは観光地となっていて、様々なレストランやお土産物屋が並びます。あまり興味が無いので早々に通過します。
あまりにも急すぎて怖い坂
沢山歩いて疲れてしまったのでケーブルカーに乗車することとしました。想像していたよりも便数が少なくあまり使い勝手は良くない印象を持ちました。とは言え、乗るとかなり楽しい乗り物です。風を感じながら流れる景色を見ていると何となくワクワクします。
せっかく時間もあるのでサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)へと向かいます。ニューヨークでは本家?MOMAに行くことが出来ませんでしたので、こちらはじっくり楽しみます。カフェテリアから屋外の展示場に出ると、周りのビルに”ウォーリー”が点在していることに気がつきました。もしかしたらこれも展示なのかもしれません。街と同化した隠れ展示?!とはなかなか手が凝っています。
気がつけば早くも夕方になっていました。結局日が出ることは無く少々残念でしたが、色々と発見出来たことは大きな収穫でした。疲れて外食する気にもなれないので、デパ地下のスーパーでお弁当を買って帰ります。海外に来ると生野菜の摂取が減りますので、ここで一気に補充!
どこの宮殿だよ!と突っ込みたくなるベッドですが、寝心地がよくかなり落ち着きます。 普段が布団ですからコスト数倍の寝床で寝かせていただきました。あっという間の1日でしたが、やはり日差しが出ないと喜びが半減してしまいます。明日は晴れるかな・・・と不安を感じながら就寝しました。
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