ジャガーと聞けば、誰もが思い浮かべるのは大きく凛々しいセダン型の車でしょう。しかし昨今のSUVブームを受けて、いよいよジャガーからもSUVが発売されます。
SUVでも崩れないジャガーのデザイン
以前記事にもした通り、一度ジャガーXFスポーツブレーク(ジャガーXFのワゴンタイプ)を借りて以来ジャガー=カッコ良い車として惚れ込んでしまった私ですが、それがSUVスタイルになってもなお崩れなかったことは意外でした。グリルが強調されすぎたり、変に太った形に見えたり、何かとSUV化は簡単ではなさそうですが、ジャガーはうまく問題をクリアしています。
ランドクルーザーと同レベルの横幅
まだ日本仕様の数値は正確に公表されていませんが、重量1.7トン、全長4700mm、全幅が2000mmもあります。全幅だけを見るとトヨタのランドクルーザーと同クラスです。お値段も日本の初期導入エディションで1000万円超とのこと。まずは大型のSUVに挑戦し、うまくいけば、XFとXEの関係のように、少し小さいサイズを展開していくのかもしれません。高級SUVと言えばポルシェカイエン・マカン、ベンツ系が先行していましたが、この車のデザインやサイズ感は、欧州はもちろん新興国のお金持ちにも人気が出そうです。
2016/1追記:日本でのF-PACE販売価格
【JAGUAR JAPAN HPより参照】
日本でも正式発表され、最も安いグレードであるF-PACE PUREで639万円(税抜き)〜となります。
以前取り上げた
ジャガーXFと同様タッチパネルナビが標準で、なおかつスマートフォンとの連携も標準で装備されるようです。他社のはうだうだとレバーで操作させるのですが、ジャガーはとにかくタッチパネル重視。明らかにスピードと操作性はこちらが上でしょう。
オプションも気が利いていて、例えば後席用の電源ソケットはUSB端子2つとシガーソケットを同時に装着出来るようです。外国車は使い勝手が悪いと言いますが、ジャガーは高級感を維持しつつ、使いやすさもしっかり忘れていない点で実に好印象です。
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