欧州では旧型スペーススターのモデルチェンジ版として販売
先のスペーススターは三菱のセダンであるカリスマとボルボV40/S40とプラットフォームを共有しており、現状のミラージュとは”格が違う”ようにも思いますが、ブランドを一から構築するのは大変なので懸命な選択とも言えるでしょう。
ちなみにイギリスでは日本と同様、ミラージュの名称のまま販売されています。
日本以上の低価格仕様が売り?
通常ショーモデルと言うのは少なくともハイグレードな仕様を置く気がしますが、フランクフルトモーターショーにおいては素直に質素なグレードを置いている点は気になるポイントです。無駄な装飾などせず、毎日の道具として使い倒される車として割切られているようです。
新興国向けのエントリーカーを先進国で売る疑問
そのような面を考慮するとタイで生産し、安い価格で販売するのは一つの提案かもしれませんが、先進国の人は目が肥えており物の善し悪しを理解しています。安くて適度なサイズを車を売ったからといって、デザインに個性がなく、他にもっとマシな選択肢がある中ではなかなか売れるようにも思えません。