シトロエンブランドのi-MiEV
こちらは三菱のi-MiEV(欧州仕様)。一見違いはありませんが、フロントグリルのカラーやヘッドライトの色で差別化がなされています。
i-MiEVは現型のアイ(ガソリン仕様)が存在するため、差別化としてクリア系のパーツを何箇所かに使っています。一方C-ZEROはガソリン仕様に採用されている、ブラック系のパーツを使う事で初期型のガソリン仕様に近い見た目となっています。
電気自動車モデルでも原型のアイと同じ配色が好みの人は、むしろC-ZEROをチョイスする方が良いという事です(もちろん日本では買えませんが!)。
iのマニアックな部分は引き続き採用
電気自動車化されてエンジンは消えましたが、代わりにモーターが搭載され、マニアックなタイヤ仕様は健在です。一見売れ行きにはネガティブな側面も、そのまま新製品に活かしたり、OEMしてしまうのが三菱のすごいところかもしれません。
見た目は近代的で今でも古さを感じさせませんが、初期のガソリンターボ仕様が発売されたのは2006年のこと。流石に設計の古さが気になるところですが、発売直後のモデルでも素性は確かで本当に速くて、安定感のある運転しやすい車でした。軽自動車というより、コンパクトカーの仕上がりです。電気仕様も基本のベースは変わりませんから、乗って楽しめるに違いありません。